林林のお気に入りの歌一覧
ゆり
青空に菜の花の海その向こう鍬持つ父の背中のっそり
11
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詠み人知らず
二週間仕事で滞在しただけで 神戸生まれと 主張するひと
10
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秋日好
貴方の手 皺を感じる優しい手私の手触りどう確かめる?
12
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秋日好
肩下げて口角上げて深い息俯かないで遠くを見やる
9
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秋日好
菊枝垂れ桜がそこここほころんでおいでおいでと春を手招く
9
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秋日好
怒られに行こう危険と知りながら倒れて落ち込み立ち直り中
10
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浅草大将
これやこのこれは左近にたちばなや八重の桜がうこんなりとは
9
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ながさき
大粒の 涙のように 光ってた 竹藪の上 東天の月
19
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恣翁
風に花散らむとするを 約束の果たされで 徒に草結びをり
16
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詠み人知らず
生命も無生命も感情も 陽光と知れ 微小な人よ
11
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西村 由佳里
少年の寝息が部屋に溶けてゆく陽は柔らかく春に遊んで
10
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詠み人知らず
若草にタンポポ、ポピーご機嫌なパステルカラーの春が始まる
19
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詠み人知らず
真横まで泳ぎ近づき気づきたり目は優しけど口は巨大ぞ
11
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咲耶
わかってる今だって君遠い目であの子のことを思い出してる
5
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詠み人知らず
雪とのみふりし都に春暮れてまたうら寂ぶる滋賀の花園
9
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咲耶
日曜日君の口からこぼれでるあの子の癖と髪と仕草と
5
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咲耶
その声で呼ばれることが好きだったふと蘇るぬるい湯船で
6
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笑能子
己が身でこなす日常厭えども理想は生憎その先にあり
1
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朔夜
塵ほども脳に浮かばぬときもあり思ひもよらず今日であるらし
1
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己利善慮鬼
揺られては明日とも知らぬ道を往く灯りゆらゆら眠りと共に
5
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