栞のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
太陽が 吹き付けるように 肌を焼く とけていくのは 思考の渦だ
16
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舞
墓石らは語らぬままに蝉時雨静かに暑き八月の空
7
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水ノ衣
夏祭り小さな近所の子供らが浴衣を着てはそぞろ歩きて
15
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詠伝
この街で一人になるときふるさとの呪文みたいな地名を唱える
13
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南美帆
待ちわびる心の隙間に忍び込むお酒の誘い夏の夜だし
7
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都詩
タンタラスの丘から望む真珠湾 平和の朝に青く広がる
14
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ゆうくん
眼のなかの スライド写真 茜雲 あの飛行機が 消えた空へと
3
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秋日好
ありあわせ育て殖やした苗並べ芸術的と慰めもらう
8
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へし切
盆の夜は妹と添ひ寝の夢の中せめて逢瀬の時間よ止まれ
31
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詠伝
あの月はあなたも見た月それだけでいっそう輝く夜宙の神秘
15
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島井うみ
放課後はわたしのためにあるのだろう授業じゃ知れない君は素敵だ
4
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大埜真巫子.
現実と夢との交錯 明け方の真夏の蒼い匂いがしている
20
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詠み人知らず
寂しくて泣きたい夜もあるけれど独立独歩は苦くて甘い
19
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ぁゃ
実家にて惰眠貪る昼下がり盆の間の少しの幸せ
9
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すばる
オブラート包んで悲しみ飲み込めば明日の朝には笑えるでしょう
21
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紫草
しんしんとさみしいひと日意味もなく笑いころげてみたりして居る
18
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ながさき
今は亡き 父と泳いだ 西海の 九十九島は 今も変わらず
29
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キタハラ
お砂糖はいらない すこしせつなくて足りないくらいでちょうどいいんだ
16
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都詩
家々をシルエットにして巨大なるオレンジ色の月上り来ぬ
10
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すばる
幸せと不幸せとが半々でマーブル模様私の暮らし
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