栞のお気に入りの歌一覧
桜園
満開の桜が雨にたたられて曇りの夜桜見るは悲しい
21
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ユキ
濡れそぼる可憐な花を踏みつけて今日も僕らは先を急いだ
13
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大森ゆきえ
春宵に濡れる葉ざくら湯気越しに君の好物、鰯を煮ている
6
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只野ハル
ないはずの心があってそれを失くしたような気がする次の朝
12
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南美帆
「飛ぶという字を習ったよ。この漢字羽が生えてる」弾む字を書く
22
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都詩
故郷に桜咲きぬと聞きしより恋ふるその色三十年を見ず
22
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灰色猫
一羽では 寂しかろうと もう一羽 こしらえ並べる 雪うさぎ
53
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詠み人知らず
閉ざされし心の扉ひらく人現れそうでロックを外す
21
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あまおう
搦め手は承知の上の策として 彼女は此処のマカロンが好き
15
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すばる
失った事を認めたくないから僕から先に離れなくては
16
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ながさき
祈りとは 負けない「勇気」、 うなだれる自身の弱さ 跳ね返す、バネ
19
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詠み人知らず
昼食に りんごを少し食べました 香りが過去の 蓋あけました
14
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只野ハル
輝ける若き命のグランドに刻む思いは敵味方なく
18
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月虹
これまでとこれからを繋ぐ瞬間が今此処に在る煌めきになる
63
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すばる
花が咲く為には雨が必要と教えてくれた年下の友
12
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亜貴
失恋のこと言えなかった 久々に会った貴女は幸せそうで
10
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詠み人知らず
この場面 目も潤まない恋人が 乾いた鬼に 見える瞬間
19
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只野ハル
背を丸め俯向き歩く春の野辺空のひばりに笑われていた
17
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洩矢転石
二十歳だし独りきりだし未熟だし時間はあるが時間しかない
12
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工藤吉生
風景を見てるつもりの女生徒と風景であるオレの目が合う
6
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