己利善慮鬼のお気に入りの歌一覧
沙久
十九年 真の意味での 「贖罪」は なされたのかと 行く風に問う
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絮谷新
道化舞ふ見世物小屋となりし世に傳ふ言こそ煩はしけれ
9
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寺峰 薫
朝方の 光を受けし 桜枝に春告げ鳥の うつくしきかな
9
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鰹鯨
昨日今日明日明後日に明明後日 未来に続く線路へ向かう
5
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吉氷
朝冴えて落ち葉濕れる山道を踏みて芳し春雨のあと
14
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詠み人知らず
湯タンポと同じ布団に雑魚寝して 夜のとばりの夢路を歩いて
7
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詠み人知らず
触れる手の 温もり求め照れ隠し からかうあなたが忘れられずに
9
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はなみずき
「さよなら」は櫻の下に埋めましょうそれが宿命と云ふならばこそ
9
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綾戸真菜
俯いた私の前髮かき分ける その一本の指が愛しい
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石ちゃん
演奏会 輝く舞台 君の持つ弓の動きのその美しさ
5
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hana_uta
前を向き 独りでゆくと決めたのに あなたのいない部屋は広くて
5
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hana_uta
この日常が 永遠だって思ってた 並んで眠って、一緒に泣くの
7
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呉竹の憂き節
身をそへて心の花は散らしてむながむる程や久しかるべき
6
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村上 喬
ありし日のほほえみ清き君なれば十九の春は深きかなしび
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佐藤水村
青空の高きにさやぐ竹林 海波の如迫り上がりつつ
6
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デラモルテ
陽の落ちて底冷えの冬戻りけり漆黒の闇に冴える十六夜
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村上みお
さようなら 手向けの花にフリージア 甘い香りはわたしの気持ち
6
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らむね
故郷を通り過ぎゆく車窓から あの日の僕が歩くのを見る
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白井浮雲
遊歩道まだまだ主役はアブラゼミ ツクツクボウシ勢力拡大
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ひとみん
ことのはは 思いを乗せる うき船と 岸は見えねど 君に届けよ
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