富鴨のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
月光に 廃工場と雑草が ごくごく短期の 無常を語る
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まつり
正しさの定義を探す旅に出た数学教師が帰ってこない
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ハナアルキ
今日ポッキーを食べてないので負け組です許してください神さま
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大さん
透き通る美しさゆえ露呈したイミテーションのルビーの悲劇
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まつり
造形美としてあるため凍りゆく街は藍晶石のきらめき
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河のほとり
この頃のあやしきまでに寂しきはうべ紅葉する秋の深さか
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ハル
また君がどんどん先に行ってしまう「グリコのおまけ」と声張りながら
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前田沙耶子
結局のところ入眠剤をまた一錠飲んで それから人は
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前田沙耶子
季節だけ変わっていくね わたしたち今日まだセックスしかしてないね
4
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工藤吉生
水上に鳥が集まり話し合うこともないまま真昼をうごく
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詠み人知らず
動かない高速道で欠伸して 素敵なことは 思い浮かばず
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すばる
初めてのデートにダブルパーカーを着てきた事も許せなかった
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珠海
returnが何もされない一ヶ月0でもいいの終わらせるなら
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工藤吉生
一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独
10
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コーヤ
散りのこる楓のもみじ極まりて紅い輝き目にとどめたり
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まつり
胎内へ回帰する朝 浴室を満たすひかりに包まれている
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詠み人知らず
AからZ 僕らはみんな 生きている だから他人に 優しいんじゃけ
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へし切
君恋ふる想ひは愛し埋み火の消ぬがに胸の奥に燃へ出づ
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大さん
聖堂で紡がれている天使の音 ひとりひとりの想い一つに
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工藤吉生
オレにしかできないことがあるようなないような夜の木の陰の中
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