松本直哉のお気に入りの歌一覧
柏木 月
ヴィオロンの奏でる調べ切なくて無意味なほどに泪流れる
7
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光源氏
今日もまた夢の面影慕ひをり寝覚めの里の風にふるへて
13
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南美帆
おかえりといってらっしゃいの間には寄り添い眠る二人の時間
10
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いわなおいびと
城山の風柔らかき津久井湖畔ルピナスの花今盛りなり
10
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麻
さつきやみ雲か雨かもわかぬ夜に君がしるべと匂ふささゆり
21
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いろはに
月光を浴びて今夜は眠ります 明日美人になれますように
11
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詠伝
君もその粘膜無理やりこじ開けて普遍的な痛みを知れよ
2
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詠伝
ひび割れた赫い残響閉じてなお忘れられない わすれてほしい
3
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詠伝
首筋に刃先を当ててカッターの切れ味試すコピー室の午後
1
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秋日好
サンダルの痛む海辺の下り坂あと何歩先、君振り返る
13
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もぉりもり
青色の動物たちをてなづけてもっとも静かなサーカスをする
2
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仔柚
試着室薄紅色のこの服が貴方好みか思い巡らす
7
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詠伝
ぬばたまの夜半の瞼にあらはれし君留めばや吾は飢ゑてをり
17
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恣翁
柳糸より長き離郷の愁ひかな 晩鶯鳴きて 春尽きむとす
28
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南美帆
水玉のバス走り来る松本は草間彌生を育みし街
13
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詠伝
人差し指ピストルにしてBANG!ってさ抜け出した私の生き霊に撃つ
11
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詠伝
失敗作の一日、今日も横たえて死体袋に収まりが良い
7
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絮谷新
山裾のしげき雨降る道ゆけば納屋朽ち果てて草木深し
8
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日向猫
どうか君は笑顔でいてよトテチテタ鉛の兵隊なみだひと粒
24
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南美帆
丁寧に書き順数え同じ字を綴る娘は祈りにも似て
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