松本直哉のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
背の君は未だ微睡む息づかひ 触れたきを堪へ髪結ひて出づ
15
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詠伝
清廉と言えるでしょうか此の腹に未だに精を受けぬわたしは
5
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南美帆
定番のお菜が好きな君のためきんぴらごばうとヒジキの煮物
7
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詠伝
蝶番で開くウサギの腹のなかガラス釦の破片をしまう
14
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詠伝
野良猫を飼わずに外で餌付けする程度に寂しい気持ちで居ます
6
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浅草大将
今宵また雨ふるさとのあまの川そらにも母はいのち願はず
16
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詠み人知らず
白き肩滑りて落つる花衣 処女のごとく微かに震へぬ
15
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詠み人知らず
君知らず 求め重ぬる唇に リップとふ名の 媚薬を塗るを
16
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秋日好
柏葉の真白の花の何処にぞ秋の紅葉の想い潜める
19
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蔓葵
夢にこそあふちの花は咲きにけれ覚むるまくらにむらさきの雨
13
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秋日好
突然に居間暗くなる屋根上を大粒の雨叩いて過ぎる
13
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秋日好
初薔薇雨だれ受けて色涼しソステヌートの薫り待たれる
22
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芳立
わが宿も夢見のころは過ぎにけり白きひかりぞ窓にあふるる
7
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浅草大将
幾月を哀れあは路のうら千鳥またこりずまに通ふ今日はも
14
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浅草大将
ふみ分けて君がゆき路は険しくものちこそ辿れ花の足あと
20
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詠伝
待ちわびた陽気に反し伏す我は日陰に生きる者と知るなり
18
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紫草
冷酒は好みの盃でなみなみと肴は蕗の佃煮がいい
16
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柏木 月
吉野から遠くに眺む二上の頂に我が想ひを寄せて
7
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詠み人知らず
わかるでしょ 焦がすがごとき眼差しで見つめているの 気づいてるでしょ
17
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詠伝
相聞の猟奇歌詠む殺意とは愛と相似形の衝動
10
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