月虹のお気に入りの歌一覧
千映
金魚柄二歳違いの弟は井げた浴衣で「ねいちゃん」連呼
15
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滝川昌之
あといくつ数える花芽の朝顔と二学期までの残りの日々と
25
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へし切
山の蝉 姿をやよし うつくしと鳴くなるそらは 秋にやあらむ
27
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KEN
弓を張る月讀みの下星ひとつ何を願ふか燈り幽かに
16
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詠み人知らず
言わねばと少し交えた腹立ちの落としどころの見つからぬまま
6
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しずく☆・.…。
神様は 天使と悪魔の 顔が在り 輝く程に 濃くなる闇と
22
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詠み人知らず
こんな日はパプワ島へのトリップを願うしかないラッキースターに
9
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可不可
今もまだ手を振り続けてゐるか知ら 貴方の胸の奥の私は
12
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ななかまど
夜に咲く花火の華に夏は逝く立ち止まること君はためらう
10
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ひよこ豆
うるうると視線反らさず見上げてる君の瞳に勝てる気がせず
24
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横井 信
苦しくも進み続けよ 坂道を転がる小石 駆け抜けてゆく
16
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へし切
孫のこゑ 消へて侘しき吾が宿の 元の静寂 慣るるに難し
30
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千映
懸命に咀嚼している母可愛目を閉じ回数数えているのか
14
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幸子
流れてく雲にふと手を振ってみる何か応えてくれぬだろかと
20
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詠み人知らず
その昔心繋いだ手紙有りメールに愛は有っただろうか
10
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舞
子どもらの水遊びせし公園の紫陽花腐す夏送る雨
11
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詠み人知らず
戯れ合ひて 息鎮まれば 夕焼けに影法師ふたつ重なりたりつ
18
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詠み人知らず
濡れながらおののきながら殻を脱ぐ 平成最後の夏の終わりに
14
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石川順一
虫の音はスズムシ蟋蟀だけでなくカネタタキまで加わり始め
19
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河のほとり
島々に月の小舟のしるべとて涼しきままに渡る潮風
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