月虹のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
雨粒が 一本の傘に 弾けてく あなたの肩が 私より濡れてる
15
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詠み人知らず
卒業をしてしまってもう掴めないもどかしさのなかぐずるジュブナイル
11
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詠み人知らず
紫陽花の焦げた花弁を 本挟み 乾いたページに潤いを足す
8
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幸子
秋服に食欲芸術虫の音と夏去る寂しさ堪えるあれこれ
19
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是瓜
お仕事はお忙しいかなサルスベリ咲いた庭見て君を想えば
8
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可不可
夏の恋ちょっと尻尾が焦げついて 後ろ髪ほど痛くないけど
9
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バロンマン
快晴の車窓から見る夏富士の裾野の長く雄大なこと
9
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滝川昌之
「存分に輝きました」とヒマワリは首(こうべ)を垂れて夏を見送る
31
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詠み人知らず
信念で貫ける事二人なら同じ方向見るのが大事
7
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ひよこ豆
桜の葉ぽつりぽつりと色を変え小さな風に一葉落ちる
15
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みやこうまし
夕飯を一人で作り後始末 もつぱら独り 所詮私は
17
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ひよこ豆
クログモがゴミに擬態し 掃除機の前ぴょんと跳ね吾を驚かす
12
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聴雨
掌に頬に涼おとづれて幼な子は朝な夕なに風とたはむる
10
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詠み人知らず
鬼ばかり心に巣食う情けなさ昔は不思議がよく見えたのに
11
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只野ハル
アレサ・フランクリンのMy Way聞けばほろ酔いの身体が揺れている
11
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沙枝
子の部屋は空っぽになり晩御飯何がいいかと問うこともなし
12
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高松 蓮
道端の 猫に差し出す ねこじゃらし ほんとにじゃれたと 喜ぶ我が子
9
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高松 蓮
涼しさに 蝉は鳴き止み 虫は鳴き 寂しさ覚える 立秋の夜
8
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只野ハル
仏壇の線香を替え蝋燭を替えお茶を替え猛暑のお盆
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舞
妻の目をちょいと盗みて酒を注ぐこの一杯の酒の旨さよ
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