ゐわむらのお気に入りの歌一覧
夢士
野分来る黒雲迫り南風早めの帰宅一人酒酌む
13
もっと見る
詠み人知らず
惻隠の情と知りつつ魅せられて 妄想極め煩わしてけむ
11
もっと見る
詠み人知らず
幸を吸ひ 膨らめる乳の豊かさを 恥ぢて双手で覆ひたりけり
16
もっと見る
歌蓮
今でさえ瞳閉じれば浮かぶのは初めて君と笑いあった日
7
もっと見る
歌蓮
わたがしを頬張る君の横顔が濡れた瞳の向こうにうつる
5
もっと見る
利己翔
嘘つきを殺した分だけ安くなる出来ることなら分かちあいたい
3
もっと見る
コタロー
蝙蝠が自在に舞ひて月が出る祭囃子が遠くで聞ゆ
12
もっと見る
川島さかな
例えばの話なんだが聞いてくれ君を好きだと言ったらどうだ
5
もっと見る
まあさ
今日だけの ハーモニー聞く 昼下がり 明日は明日の 蝉の旋律
18
もっと見る
へし切
蛍火の光く夜はいとほしく去りにし人の命と灯る
28
もっと見る
夢士
言の葉の舟流さるる葉月の夜流れ着くまま文字を並ぶる
19
もっと見る
詠み人知らず
人恋しき思ひは誰も抱くもの 齢ふるるも若きも同じ
27
もっと見る
逢坂
目を伏せて静かな夜を渡りゆく 涙を隠す帰り道、雨
7
もっと見る
び わ
ポロロンとギターの弦を飛び出して音の配達そよ風に乗り
10
もっと見る
夢士
日焼けせし笑顔の親子そこかしこ日暮れのホーム夏休みかな
15
もっと見る
まあさ
喜びは なくていいから 新しい 悲しみのない 八月であれ
24
もっと見る
灰色猫
もう二度と巡ってこない熱闘のその青春のマウンドに立つ
17
もっと見る
灰色猫
あるがまま綴る言葉は時として恋文であり遺書でもあるね
20
もっと見る
逢坂
海砂を払い落とした手のひらに押し付けられた愛に戸惑う
8
もっと見る
滝川昌之
あちこちで蝉の葬儀を営んで喪服のアリの夏は哀しい
30
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[16]