葱りんとのお気に入りの歌一覧
恣翁
吾子の死を忌みて 年賀の欠礼の報せを書けり 冬の立つ日に
25
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滝川昌之
本格を売りにしているカレー屋の隣で蕎麦屋のカレーを食べる
19
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朔夜
消えそうな海馬データをさかのぼり「えーっとあの人誰だったっけ?」
5
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へし切
老いそめて ひとり生きるは淋しくて 冬立つ日には なほ 侘びしかり
22
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へし切
ひとの道ときには曇り時雨るともこころは常に蒼天ぞ見ゆ
19
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ひよこ豆
「淋しい」と声にのせたら負けそうでそっと歌詠む独りの夜に
28
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灰色猫
悦びに出会えたんだと泣きだした君の鼻水までも愛しい
27
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可不可
秋たけて歩きだすブーツ 私はミリタリ系コスプレで履く
9
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滝川昌之
忍耐で付ける心の力こぶ下げた頭で見つめる大地
27
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夢士
公人よ己が行為を詫びるなら身を引き心改むるべし
14
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ひよこ豆
ぴったりと車の窓に張り付いて何処へお出かけ もみじの葉っぱ
16
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へし切
いにしへの小鍛冶が技や 黒鉄のひかりは 月を纏ひけるかな
21
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横井 信
窓の外 柔らかく降るしぐれ雨静かに聴いてゆっくり眠る
12
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秋日好
この世には余りにスゴイ人々がたくさんいるから泣きそうになる
13
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滝川昌之
「年末は帰る」子からの知らせ来て感応式の灯が居間に点く
19
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灰色猫
忠犬ですけど銅像ですぴかぴかに洗ってくれる雨が好きです
23
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ひよこ豆
重い腰動かす度に「どっこいしょ」笑ってくれる温もり何処
20
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只野ハル
バッハ聞く陽だまりの部屋スプーンで一口ずつのお昼を母に
16
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へし切
秋暮れてうらさびしきは独り寝のわび住む宿の葛の裏風
26
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千映
片想い君に煎茶を朝一番差し出す指に心が踊る
12
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