葱りんとのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
うちの子は猫より上手く魚食べ 庶民まる出し でもそれがいい
21
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詠み人知らず
薬指 ある朝めっけ泣き黒子 きみが言うには 罪の刺青
14
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ながさき
風強く 砂を巻き上げ かすむ空 筑波の峰は 薄茶に染まる
30
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林林
筍と韮と人参お豆腐を卵でとじる春近き日に
24
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みずたけ
帰郷して祖父の墓石に手を合わせ還らぬ命に返す真心
8
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夢士
春近しグツグツグツと鍋の声忘れないでと言うがに聞こゆ
22
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たけくらべ
早蕨の茎の生毛の露も消えひかりのどけき春は玉響
12
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詠み人知らず
古希が来て煙草も酒も止めた人だから 意志で白寿を 回避したかも
16
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工藤吉生
追い越していいよ、っていうスピードに落としてあげてもうだいぶ経つ
6
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詠み人知らず
要るものと要らない物を選別し 後者を棄てる それが「整理」だ
14
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林林
姫たちよ美味しいマフィンをありがとう片付けもまた姫のたしなみ
17
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林林
親の留守少女は友とチョコマフィンお日様浴びて夢を見る味
17
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朔夜
こそこそと君のサイトへお邪魔してうしろめたさと元気を貰う
2
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詠み人知らず
兄弟があったのだなと思い出す 誕生 不祝儀 姪の結婚
13
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林林
「お疲れ様 大変だったね」引き金に君の本音が止まらない夜
15
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林林
人生のフルマラソンの途中には給水所のよな うたのわのあり
23
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舶女チェルシー
シャンパンを呑む夜預かるあの泡に込められていた人魚のため息
4
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只野ハル
善意しか持たぬヒューマノイドの育てた子にもダークサイド芽生え
14
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赤俊雄
カレンダーに刷られた二字に惑わされ季節が変わる気がするふりする
8
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へし切
名のみにも春の陽気にさそはれて散髪すれば襟足寒し
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