速魚のお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
夕まぐれバックミラーの空模様もっと見たくて遠まわりする
33
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ひよこ豆
柿色の夕焼け雲を引っ張りて飛行機雲は夜に隠れる
18
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石川順一
上弦の月が夜空に昇る頃昨日と同じルートを行けり
17
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石川順一
虫の音はスズムシ蟋蟀だけでなくカネタタキまで加わり始め
19
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横井 信
雨あがり朝日の跳ねるアスファルト新たに進む道のきらめき
12
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横井 信
緩やかにひかりを含み流れゆく雲の生み出す影に立つ僕
19
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しずく☆・.…。
蒼き森 育まれ出づ 湧水を 口に含めば さらさらと染む
25
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灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
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灰色猫
はしゃぎつつ真夏の空へ麦わらを投げたあなたは太陽でした
39
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滝川昌之
子育てを終えた燕の空の巣よ夏の初めに吾と戻れよ
27
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滝川昌之
あといくつ数える花芽の朝顔と二学期までの残りの日々と
25
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恵
久々に開くうたのわあの人がお帰りなさいと手紙くれおり
16
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恵
寒い夜猫の様な君を抱く互いの熱よ湯たんぽとなり
15
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滝川昌之
新入りに息子重なり焦らせず注意一つも語気和らげて
22
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恣翁
雪と敷く 散りたる花を 湿らする 絹糸のごとき菜種梅雨かな
19
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灰色猫
雨香る桜の音色に古の歌を想いつ一夜を明かす
25
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横井 信
強く吹き 雨の気配を 運ぶ風 安らぐ時を 若草に告ぐ
15
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石川順一
ボールペンインクが突然飛び出せば使えることが嬉しくも無し
9
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夢士
ゴウと吹く風に庭木のヒューと鳴く卯月夜半に訪ね来る人
15
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へし切
散りてこそ花は花なれ人もまた無常なる身を潔くあれ
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