やひろのお気に入りの歌一覧
岸 明香
水玉のTシャツ透けているYシャツ朝焼け君は今半透明
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秋日好
顔見せに帰ると書いた手紙見て父は客間に布団を運ぶ
15
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河のほとり
花もまだ咲かぬ梢に光そへて心あるべき雨の露かな
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みなま
もう恋をしてます うふふと言ったなら慌ててかえって来てはくれぬか
14
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岸 明香
明日にはあなたも紙に還りますか私はインク日に焼けている
1
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岸 明香
復讐をするかのやうに織つてきた恋に見立てた幾人の男
3
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香月春
カラフルなものだけ映るその瞳には君一色の私はいない
17
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たぬき
ケダモノを体重かけずやんわりと身分が違うと諭した日々で
2
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紗々
役立たずただそこにいるそれだけで愛しいいきもの君くらいだよ
2
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ふゆこ
炊きたての白いお米がパチパチとぼくらを祝福してる朝です
9
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ふゆこ
返り点レ点散らかる教室の窓辺から見た天使のはしご
4
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もぉりもり
あたたかいまだあたたかい生きているあなたと思って陽ざしを撫でる
6
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もぉりもり
かろやかにまわる地球儀この星のどこにも僕がいない日のこと
5
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もぉりもり
裸麦わたしはいつも夏である 帽子と空とインクの匂い
3
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ぴゃー
世を拗ねて柿の渋味に頬寄せて遍く祖母の柔らかさを知る
1
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ぴゃー
めずらしく腹筋で起き上がるとき当たるつもりの予感ばかりだ
1
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ぴゃー
香る蕎麦昭和を刻み喉すする私立に行かせた子の夜を望み
1
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成瀬山水
漫然と燻る煙草にしかめ面君の清さにそっと微笑む
7
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成瀬山水
縁側の隣に座る菫色澄んだ顔した春の夕暮れ
10
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水海はるこ
十全の休息などを欲してる体が招待した暮れの風邪
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