ながさきのお気に入りの歌一覧
バジル
真っ白で小さな心よ咲き誇れユキヤナギとは春の恋文
14
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横井 信
歩き出す春の陽だまり暖かく芽吹く小枝で跳ねるヒヨドリ
12
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横井 信
出迎える春めく夜の三日月に今日も預ける重たいカバン
15
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横井 信
春の陽の土を耕し畝作り額の汗をしずかに拭う
15
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桜田 武
北国の山野はまだ雪の肌蕗の薹見る南国は夢のまた夢
6
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桜田 武
掛け軸で雛祭り祝う母の業娘らはもう四十の妻が
10
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桜田 武
俺も裏金はあるが議員のは許せぬ政治でなく私用にだから
4
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桜田 武
神よ! あの残酷な人をなぜ生かすウと露の兵をあまた死なせしを
3
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桜田 武
暦だけ春の北の里菜園の雪山は啓蟄とほど遠く
5
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へし切
老いぬれば苦しきことのみ多かりき思いのままにならぬこの身かな
15
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美生子
「あの花がほしい」と母を困らせた川の中州に咲ける水仙
21
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KEN
何も捨て忘れて二人時を巻き 月を見上ぐるこの春もがも
11
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音蔵 雅秀
胸の内 命にかえても守りたい 炎抱きしめ 生くがわが道
3
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へし切
霞立つ山はみどりに萌え出づる人の恋しき春はすぐそこに
16
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ななかまど
柔らかな香りをはなつヒアシンス退職しますと訪ねきた女
19
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音蔵 雅秀
守りたや 死すともこの世に留まりて この子の命燃え尽くるまで
2
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へし切
うなだれて何か咲かなむ 黄水仙 出会い別れの春をかなしむ
19
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ななかまど
冬の去るさみしさもある彼岸入りいよいよ春かと胸の騒立つ
18
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滝川昌之
物置の熊手はいつかの潮干狩り子らの想いで今掻き集め
19
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ななかまど
遅々として進まなきかな春なれば菜の花の咲き桜ふくらむ
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