ながさきのお気に入りの歌一覧
へし切
やはらかな春の日差しが肩に落ち窓辺に憩ふ午後の図書館
17
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へし切
四月入るはや言の葉は夏の季語 春の弥生に夏日ありしも
15
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KEN
うつむくは病みてにあらず 地に潜む明日を恋ふこそ菜種梅雨の日
12
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滝川昌之
初々しい新キャスターのMCが褪せないうちは春と呼びたい
20
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滝川昌之
学び舎と旧友が持つ「レンジ力」瞬間解凍されるいつでも
14
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滝川昌之
宍道湖の畔の鳥の公園で「フォーゲル」なんてドイツ語を知る
18
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杜鵑草
家にこそ名残り多かれ妻のゐぬ春の都のゆかしきやなぞ
13
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へし切
木の下を紅く染めけむ 落ち椿 花の姿のままに愛しき
17
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桜田 武
いかさまの露組の芝居がまた始まる座長は腐う陳役者は人形
2
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桜田 武
南国の桜前線北上すいずれ氷点の北の都にも
7
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桜田 武
サクランボの蕾気になる散歩道空に透かせば果実が浮かぶ
9
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ななかまど
シーサーの窓のガラス戸輝いて鏡のように空写しおり
11
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滝川昌之
咲き進む花にエールを贈られて明日また一兵卒に戻る
19
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横井 信
草むらのイヌノフグリの青色の小さな花の揺れる足もと
13
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滝川昌之
給食の瓶牛乳が無くなったくらいのもんだ俺たちの定年
18
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バジル
甲斐甲斐しく巣立つ息子の世話を焼く やっぱり君の歌を詠んでる
15
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ななかまど
住み慣れた島を離れる十五歳ゆっくり手を振る島立ちの船
16
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杜鵑草
心なく過ぎにし方を恥づかしみ穴もありせば入らましものを
10
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音蔵 雅秀
春嵐 去りし気配に雨戸開く 早や青空の ようように春
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へし切
あかときに春の嵐の吹き荒れて寝覚めに惑ふ春眠の朝
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