秋日好のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
冷静なCA誘導乗客の無事がかなった脱出の奇跡
18
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うすべに
とつ国の言葉にひるまずおじぎする いにしえよりの古都のならいか
14
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横井 信
枯れ草を踏み締め歩く冬の野で風に耐えてる小さなみどり
13
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杜鵑草
事無きはかくあるべしと思ひしむ家群の灯のともる夕暮
16
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只野ハル
独り身の人肌恋し寒き夜に我が身彷徨う荒れた指先
7
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杜鵑草
さのみやは朝より酒を食らふべき年に稀なる折と思へば
14
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滝川昌之
明日は置く雑煮の滲みた祝箸 賀状の返信出して出勤
19
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ななかまど
スーパーの惣菜売り場のいち推しはポテトサラダとわれの胃袋
13
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へし切
初春の朝の陽ざしはやはらかに 凍るこころを溶かしけるかも
15
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横井 信
古里のそっと近づく山並みに子供とふたりバスに揺られる
16
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朝野沙耶
「ねぇ、痛い?」指噛む君のいたずらな笑顔に二度と会えない痛み
17
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朝野沙耶
うつせみの世に現など無きものと夢知りたれば寝る夜侘しき
29
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灰色猫
想定分水力量があるはずが避難所からは悲鳴の数々
13
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舞
異世界の街へと変える雪明かり実のみ色あるエゾナナカマド
12
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へし切
枯れ枯れにやがて芽吹くを ひと年と またひと年と老いながら待つ
21
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ななかまど
つごもりに今年の世事を振りかえるエンドロールの流れはじめる
14
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滝川昌之
聴き耳は歌合戦の喧騒の後の静寂の鐘を数える
17
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只野ハル
呑み過ぎて年越し蕎麦を食べ忘れ雑煮の横にどんぶり並べ
4
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只野ハル
年明けて行きたいと思う所は今年も同じまたまだ同じ
3
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西手心黒
年明けておいたることを数えればやりたきもあり諦めもあり
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