秋日好のお気に入りの歌一覧
び わ
竜の年目出度くむかえ皆様の熱き御指導感謝にあふれ
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横井 信
日の落ちた村の社に手を合わす地震に揺れた晴れた元旦
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西手心黒
うたた寝にニュースが告げる惨事あり穏やかなれと思う矢先に
7
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西手心黒
忘れじのあの日を思へば心みだれいくばくなれどせめて届けむ
3
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西手心黒
わたつみのめくみもたけきもあらたしるせめてひとよのやすらもとめむ
5
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ななかまど
大地震に逃げ惑う地を思いつつこの国に住む宿命おもう
15
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恣翁
埋み火を熾せば 猫の声すなり 庭の椿は疾うに咲くらし
9
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西手心黒
カーナビの「道なりです」と言いたれば「おもひかね」など応へし行く道
5
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西手心黒
ひとはいさすごすか知れず吾が晦日は掃除買いもの走り給へと
3
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び わ
美しくアロエに花が黄金色行く年惜しみ新年迎え
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はなしのぶ゙
枇杷色の月を厨にまねき入れそのひぢりなる卵黄溶かな
9
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灰色猫
右足を引きずりながら残された左の足で海を見にゆく
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舞
父母の愚かさも知る歳となりしみじみ偲ぶ親不孝者
13
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へし切
黄昏れて 君が横顔懐かしき セピアの色に遠きまぼろし
16
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恣翁
凩に波立つ水は ぎらぎらと 研ぎし鋼の閃湛へたり
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ななかまど
洗い置くえさ皿に雪の降りこみぬ知らぬ老猫毛づくろいする
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灰色猫
うたのわに来るとなんだか歌いたくなってしばらく孤独にさせて
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滝川昌之
亡父(ちち)いわく餅つく杵は腰で打て臼に伝えろその粘り腰
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灰色猫
うっすらと透明になり溶けてゆくハイグロフィラの葉が春の色
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うすべに
はやばやと赤いリースは門松に 変わり身はやい京に鐘の音
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