秋日好のお気に入りの歌一覧
舞
掌に包むお茶一杯の温もりの湯気の香りの冬は来にけり
16
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由縁
みずからを追い込まないと言い訳し大掃除放棄師走はじまる
4
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デラモルテ
山肌をふんわり包む雪化粧雪雲照らす淡き東雲
7
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小幸
ぶずぶすと女の炎まだ紅く灰になるまでこの身を焦がし
12
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みなま
公園に落ち葉踏みつつ歩めども音も聞こえず時雨のあとは
17
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へし切
ひとり言ゆふては思ふ淋しさに移ろふ身こそなほ切なくて
19
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和竹
指先の僅かに触れにし瞬間の熱は灯れり我身の奥に
6
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詠み人知らず
君のこと残酷なほど知るたびに心の壁を擦り剥いてゆく
12
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小幸
君を待ち募る想いは溜め息で大人の体をもて余して
8
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スララ
鮨屋にて にこにこ顏の 父なれど 袖口に覗く 点滴の跡
4
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桜園
突然の叔母の訃報に消沈し思い出ばかりがふとよみがえる
14
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水海はるこ
重なりあって眠る手紙は夢を見るいつかどこかで開かれる夢
4
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浅草大将
唐ころもキネマの道に菅原や不死身の君も黄泉に発ちつつ
10
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紹益
北風が 枯葉を散らす 並木道 師走に入りて 寒さ一入
13
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つゆくさ
我が道を踏み外しそう そんなとき いつも何かが正してくれる
14
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ながさき
悠遠な 宇宙の旅に 出かけよう 小さな地球に 別れを告げて
21
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月虹
クリスマスディナーの予約受付中君の席しか空いてないけど
26
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舞
秋風が朽ちゆく身には沁みる夜独り静かに白珠の酒
8
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rin
つなぐ手や 交わす視線のぬくもりを 二重に巻いてマフラーにして
5
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夢士
長き時共に過ごした思い出のページの中に君は生きをり
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