水ノ衣のお気に入りの歌一覧
恣翁
露なる乳嘴に触るる唇の おどおどしたる感触に酔ふ
15
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大埜真巫子.
赤茶けた カルキの臭い 腐る水 思い出せない 春休みの日
13
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灰色猫
哀しみの 最中で苦しむ 君の手に 差し伸べられる 救いはあるはず
18
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詠み人知らず
前の席 本読む君が気になりて捲るページに心がゆれる
14
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みやこうまし
介護者の家族の会でリラックス 人に言えない愚痴こぼし合い
15
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大埜真巫子.
夕暮れの海のそばの公園は 潮のかおりと 寄り添う影たち
13
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河のほとり
秋来ぬと山田の稲もけふや知る夕べの風にそよとこたへて
12
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へし切
侘びもせず言葉巧みに訂正と威厳繕ふ悲しき組織
22
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へし切
若人よ今をときめき輝いて夢持て生きよ時はつれない
18
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灰色猫
胃の中に 鉛の玉でも あるような 重たき心 止まぬため息
18
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みやこうまし
介護とう任務果たせばそれだけで生きる意義あり 今日の人生
20
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美津村
曳き船と曳かれゆく船波のなき入江にふたつの水脈重ねゆく
10
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ながさき
様々な 苦難があって 当たり前 目指す理想は 絶対捨てぬ
16
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ながさき
最後まで 戦い抜いた 人が勝ち 途中でやめた 人は負け也
17
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ながさき
夕間暮れ 窓辺に立てば 非常ベル 鳴るかのごとく 虫が鳴く也
22
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詠み人知らず
ただひとり静かな夜につつまれて紅となりゆく酔芙蓉
16
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美津村
この世は地獄人間は鬼と嘆くほど心のすさむ我には非ず
6
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大埜真巫子.
知っている 自然に匂いのあることを そのそれぞれに 思い出がある
21
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大埜真巫子.
アイシャウトマイダークネスイズラスト アイコーリングマイファーザー
13
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へし切
鶏頭の花穂を立てて咲き誇る秋津の野辺を色あざやかに
26
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