美津村のお気に入りの歌一覧
恵
短歌読みどんな人かと想像す貴方と桜と雨と夜更け
25
もっと見る
市川春水
停車場でドアが開いた一瞬にふわりと梅が乗車してきた
35
もっと見る
焰狐
オリオンに投げつけた石が地に落ちる音がしない 届いちゃったかも
2
もっと見る
林林
うち水に湿つた道の水たまり雀集ひてしばし水浴び
18
もっと見る
銀ねず
アスファルトの「止まれ」を照らし満月が今日はやたらと説教くさい
69
もっと見る
恵
明け方のぼんやり浮かぶ三日月に朝一番の鴉が鳴きぬ
23
もっと見る
都詩
「回復が早い」と医師の言いたれば歩いて見せぬもうひと回り
23
もっと見る
えぃ。
自転車は飽きるほど乗った法螺吹きは歩幅あわせて私の隣
3
もっと見る
林林
霊前の母のお花をお水切りぷちんぷちんと溜め水の中
19
もっと見る
恵
雨粒が揺らす花びらあと少し二人の為に咲いていてほし
20
もっと見る
垂々
ふちの欠けた訂正印でつけられた傷は愛だったんだねきっと
7
もっと見る
悠々
おぼろ夜のをみな骨までやはらかし 硬く冷たきこころ祕めしも
26
もっと見る
林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
もっと見る
亜貴
春がもうすぐそこなのはわかってる。少し気持ちが追いつかないだけ。
5
もっと見る
詠み人知らず
適切な皺を湛えた微笑みで 麦酒の似合う 最愛のひと
35
もっと見る
すばる
君と飲むイチゴのカクテル普段より甘酸っぱくてこの恋を知る
18
もっと見る
詠み人知らず
二日醉ひもう酒なんぞと思ひつつ夕べ來たりてビール戀しき
15
もっと見る
みずたけ
独り住む 都会で昼の 空仰ぎ 唐津の浜の 波音を聴く
16
もっと見る
想野
下請けをビジネスパートナーと読みかえて今日一日を楽しく過ごさむ
7
もっと見る
想野
病院へ向かう我が子を引き寄せて寝ぐせを直すそれだけの父
44
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[23]