夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
なつかしき手の跡みれば待たれつる程の長さに恋まさりけり
16
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恣翁
窓ゆ入る湿っぽき風 旅人に 未だ回ぬ土地の空気知らしむ
15
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芳立
いたづらにわれは幾年ふりゆけば色変はりゆくあぢさゐの花
9
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南美帆
天の川かささぎの橋渡ろうか躊躇いながら君の待つ瀬に
9
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灰色猫
蓮華汁匂う田道を我が家へと一足ごとに蛙鳴くなり
13
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灰色猫
朝鳥の鳴くひと声に眼をさまし 額紫陽花もはや色づいて
11
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灰色猫
水蜂に浮かぶ睡蓮葉を広げ 陽光受けて花の時待つ
7
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灰色猫
どくだみの白い花咲く庭先に 小鳥が舞いおる初夏の朝
12
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灰色猫
水蜂に若葉も映り睡蓮花 木立の中に風通り抜け
9
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すばる
「おかえり」と二つの声がこだまする パパと呼ばれてもうすぐ二年
20
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すばる
唇に微かな笑みを浮かばせて眠る我が子の命見守る
15
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すばる
凛とした朝の空気の涼しさよ 蜻蛉は北へ北へと飛んだ
15
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ながさき
森の中 心地良い風 吹き抜ける 空気が甘い 梅雨晴れの午後
17
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みやこうまし
一つにて我が楽しみの足る処 京都御所なる雅立つ庭
12
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すばる
高い空映した海は透明なゼリーのように青く輝く
23
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もなca
葉の陰にひかるみどりの珠つらね夏の陽射しを恋うミニトマト
21
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あかる
君の手に抱かれて海を知った子も打ち寄せし波けって駆けてく
9
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南美帆
ささやかな想いを込める短冊に初夏の風揺れる笹の葉
21
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紫苑
樹のうれを抱くほむらよ丑満つのかほ思ひつつ夜爪を切りぬ
12
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由縁
睡蓮はモネをひきつけ絵になりて永遠の池とける憧憬
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