黒のお気に入りの歌一覧
野々花
「秋ですね」そんな言葉で始まった友のメールに揺れる秋桜
28
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林林
無花果が食べ頃 お向かいご婦人へ目尻の皺に吾も幸せ
20
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芳立
友だちは五人だけだと言ひきれる堀北真希のまなざしの勝ち
5
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浅草大将
引けよとてゆづるもあらで梓弓かへることなき矢切の渡し
13
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まぽりん
うらみわび袖ほしあへず天の川たちかへるべき君をなみだに
25
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みん
何分も迷ってたのにパソコンはためらいもなく送信しやがる
23
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千映
急激に 気温が下がり この体どうすりゃいいのと あたふたしてる
8
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詠み人知らず
面前で恥をかいても焦らない歳になったわとうとう私
16
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へし切
いろいろに朝な朝なをよそほひし夏色きそふあさがほの花
30
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まぽりん
夢うつつゆるびまどろむ猫の子のにこ毛にひらり笑まふ花びら
43
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まぽりん
夜もすがら硝子戸たたき訪ふ雨も明くる朝は雲隠れけり
35
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みん
もう零時過ぎましたから眠ります とにもかくにも過去になったの
11
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詠み人知らず
両親に泣いたアカンと教えられ こころに蓋の あなた悲しい
16
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亜貴
一言も交わさず、目と目は交わらず。こんなはずじゃなかった、はず。
3
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居敷となり
アザラシは眠る 見つめる目がふたつ消えたことにも気づかず眠る
1
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みん
低い声誤魔化すために少しだけ高めに話すそんな人生
14
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詠み人知らず
忘れない筈だったけど君は今どんどん小さな点になっていく
17
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速魚
枯れ枝に雪と見まごう花置いて時を欺く十月桜
19
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詠み人知らず
会社では無理して笑ってきたんでしょ電源切れたあの子の背中
6
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詠み人知らず
原因はストレスですと片付ける君との別れの理由みたいだ
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