浅草大将のお気に入りの歌一覧
芳立
こころあらばこよひの雨は散る花のいろだにうつせひとの袂に
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芳立
憂き身とて独り尊し天地にわれに代ふべきものしなければ
5
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まぽりん
小指もて紅とき挿せる唇にふりしは春のなごり雪かも
28
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みなま
ありったけ匂いスミレをたばにして春の女神の宮の供えと
7
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林林
子供らの「保護者以外の連絡先」母の名を消し死去と小さく
19
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芳立
絶え絶えのさくらもさては散りゆくをなごりの雪の花ぞ舞ひける
9
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林林
霊前の母のお花をお水切りぷちんぷちんと溜め水の中
19
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悠々
おぼろ夜のをみな骨までやはらかし 硬く冷たきこころ祕めしも
26
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成瀬山水
夕暮れの桜並木を潜り抜け一度しかない君との花見
14
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リンダ
雨がやみ存在うすいビニール傘たたまれもせず置き去りのまま
9
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へし切
地位にあり何を思ふたお殿さま身過ぎ世過ぎに公私を忘る
18
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呉竹の憂き節
かれてなほ憂き世の中にさりあへずくたすは同じ山のあらしを
3
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リンダ
松柄のオンパレードの歌よりもひっそりと咲く梅が好きらし
9
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芳立
まへを見て歩めと聞こゆ春告げをつとめて散りし花のあとには
6
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只野ハル
自分だけが正しく自分だけが被害者という父受け入れ難く
10
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芳立
わが身よりなにをたふとみ日に夜に咲き散る花のにほひわたれる
7
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悠々
押しひしぐ人みな猿の貌附で 奪ひ合ひする半額の肉
14
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小林道憲
二宮の尊徳翁も歩きつつスマホしている春の日の中
15
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聴雨
花いろをくれなゐに染め雨に恋ひ散りて真白な花筏かな
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リンダ
折りたたみ傘のたるみが雨をため老いたる部位を嘆いてみても
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