浅草大将のお気に入りの歌一覧
呉竹の憂き節
葛の葉の誰うらみむとなけれども命憂き世に出でてかへらぬ
3
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呉竹の憂き節
惜しからじこの月の果て世の中にあきの往ぬべき時しなければ
1
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まぽりん
民草の生ひゆく末やいかならむ千代田の原に風吹き荒れて
23
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芳立
君がつむ菊にも南スーダンにつむ屍にも御光の照る
8
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へし切
帰りこぬ日々を恨むは詮なきが忘らるまじき面影を追ふ
23
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恣翁
貞淑と信ぜし妻の柩より 知らぬ男の体臭しけり
13
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呉竹の憂き節
出でやらで恨めしの世やなぞもかく晴れぬながめを柴の戸の内
1
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呉竹の憂き節
しぐれつつ光なき世と身の憂さに庵ばかりこそさして厭はめ
4
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へし切
本つ人恋ふらむ鳥は霍公鳥声なつかしき面影を追ふ
3
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潮月繁樹
潮騒に宮の島辺に寄せ返す 思う心の泡と残りぬ
5
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まぽりん
梨木の鳥居くぐれば染井なる水汲むそばに萩の花咲く
27
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光源氏
二人して歩んだ道の片隅にぽつんと残る昭和のテレビ
17
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呉竹の憂き節
鳴く鹿にまして此世にあき萩のしがらみの身はせむ方もなし
2
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只野ハル
また今年夏の終わりに切なさを覚える事のない寂しさよ
11
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呉竹の憂き節
ぬぎかけぬ憂き世の中に藤袴きてしより身はほころびにけり
2
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芳立
いさましく北京の軍すすみたりシリアの稚児はうちあげられて
9
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三窟
里にまた来るのはいつと聞く君は昼の雨月の女にも似て
6
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三窟
もろこしの霞いぶけき河辺にも夕日がもとに秋風のふく
6
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呉竹の憂き節
日を経つつなきこそまされ空蝉の世と思ふからに在難の身や
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まぽりん
賤が家に誰そ彼来しとしら露に笑みひらけたる夕顔の花
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