浅草大将のお気に入りの歌一覧
みなま
帰ろうか一緒に歩いたお堀端花筏浮く淡海の春へ
13
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舞
濡れてゆく春こぬか雨制服の少女の傘に降る桜色
9
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林林
家々の屋根や地面や草花に今朝降る雨に私もなりたい
15
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呉竹の憂き節
離るとてもながめ身にそひ晴れやらずいづくも憂きのほかの宿なし
3
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成瀬山水
笹の葉にのせて送った灯火の揺らぎ一つに息をひそめる
12
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呉竹の憂き節
たぎつ瀬のひる間なみぢにうたかたのよるべ定めぬ恋もするかな
2
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芳立
花と咲く薄くれなゐのをみなごは夜の雨にぞ色濃かきける
6
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聴雨
水泡なす雨の桜を訪ひくればともし火のもと人影はなし
10
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紫苑
花散らす雨ふりやまず。さざなみの夜のむかふに消ゆる、よこがほ。
13
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舞
花に良き卯月朔日小ぬか雨濡れて艶やに春は闌けゆく
12
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林林
土筆たち袴をとりて佃煮に同居二日目おかずの一品
13
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呉竹の憂き節
いつまでか春日にわが身散るとのみねたく待つらむ宵の桜は
2
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悠々
さみしきは万朶の花の下にゐて ひとりの友に酌む酒もなく
23
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みなま
巡り来る春に天窓あけはなち甘い花びらとなりにまねく
8
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恣翁
旨酒を干さば 死生の斉しくて 酔はば 天地を無くし臥しなむ
19
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半格斎
並足を早足にかえ春が來る どんどこどんどん近づゐてくる
12
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只野ハル
父のためでもあると神経内科に強制入院させた午後
14
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只野ハル
杖を振り物に打ち付け夜を明かす父と揉み合い警察を呼ぶ
15
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林林
寝汗かき布団蹴り剥ぎ冷えて咳春の夜の子は忙しきかな
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林林
雪柳白き花楚々と咲き集ひ枝の撓へば風も優しく
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