へし切のお気に入りの歌一覧
夕夏
さきわけるいきとしいけるものたちのことしのはるはじせつをたがい
5
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うすべに
散りそめた土手のさくらを惜しむのは みどり濃い山うつす水張田
11
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千映2
花びらの舞う下で食むおにぎりの美味しと老女三人笑顔
8
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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只野ハル
昨晩の酒席の君の面影も朧に霞む憂鬱な朝
3
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只野ハル
乗り換えの駅で乗り込むその人は隣にすわるいつものように
6
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音蔵 雅秀
被災地の惨き現場に ひっそりと すずらん揺れて チューリップ咲く
4
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海野 冬雪
たそがれの桜に集う家族かな 妻は夫に明日の仕事問う
2
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ななかまど
カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
16
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滝川昌之
手でちぎるキャベツはさっと火を入れて春には甘さを増す回鍋肉
16
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まほろ
桜咲く日々の終わりが惜しまれて遠回りする 風がやさしい
9
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
6
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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千映2
二人して漕ぐ花筏悲しけれいくら漕いでも届かぬ河岸に
5
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うすべに
お散歩の犬かたまってじっと見る 視線のさきに悠然と鷺
11
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横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
19
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茂作
花水木うすべに色に咲きにけり 潛む思ひを君に告げたし
15
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リクシアナ
「歯車」に喩えらるれば粛々とナショナリズムを孤高に生きる
6
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わかばみち
幽玄を行きつ戻りつユートピア桜の中で現と混ざる
4
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ながさき
練習の 成果を吾に 示さむと 勇みて啼くか 藪のうぐひす
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