片井俊二のお気に入りの歌一覧
矢車菊
いつの日か忘れてしまう今日の日をそれでもひとり歩いていくの
16
もっと見る
詠み人知らず
一様に北へ流れる雲たちを ただ呆然と 眺めていたよ
14
もっと見る
林林
三日月に今宵揺られて眠りたしその曲線に身をもたせかけ
17
もっと見る
コーヤ
一粒の小さき木の実眺め見ていっぱい集めた昔懐かし
15
もっと見る
矢車菊
雨の匂い 思い出すほど消えてゆくあれはあなたの笑顔でしょうか
17
もっと見る
只野ハル
朝に見た稔れる稲穂夕暮れに刈り取り終わり田の面の藁
14
もっと見る
まぽりん
秋風にあまき香わたり満つ月の桂の花ぞ咲きこぼれける
30
もっと見る
舞
下鴨の社に静か秋の雨糺すの森の木々を染めつつ
15
もっと見る
矢車菊
ほんの少しあなたのことが見えてきた さういうときが一番こわい
8
もっと見る
矢車菊
見えぬものをずっと信じていたいから瞳の奥の風を詠おう
8
もっと見る
秋日好
何事も無かったような顔をして夜空を巡る十六夜の月
14
もっと見る
詠み人知らず
香しき風に誘われ道ゆけば金木犀は月光に咲く
19
もっと見る
矢車菊
すこしずつあなたのことを知るために秋はゆっくり深まっていく
17
もっと見る
まぽりん
皆人の虫の音愛づる歌ありて聴こえぬ秋のおとづれを知る
26
もっと見る
矢車菊
風といふ生き方があるいずこにも属さず時を過ぎゆくやうな
11
もっと見る
矢車菊
一斉にコスモス揺れる夜長月 風のこどもがうまれるやうに
12
もっと見る
千映
一度ずつ 気温が下がるその度に街の気配が 秋に傾く
13
もっと見る
矢車菊
あの夏に何か忘れてきたやうで思い出せない 蒼穹の月
15
もっと見る
矢車菊
夏祭り きみの両手にやはらかく掬い取られる金魚にならう
22
もっと見る
矢車菊
朝焼けが美しかった 醒めかけたあなたの夢をのぞいたように
15
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[21]