片井俊二のお気に入りの歌一覧
舞
雨降れば出かけもせずにポツポツと妻と二人で昔し語りす
7
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湊あかり
ダンボール箱がひしめく部屋で待つあなたのために夕日を背負う
4
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ふきのとう
さみどりの水田広がる一面に麦わら帽子の見え隠れする
17
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ふきのとう
初蝉の聞こゆるなかで朝日さし真夏の到来かろやかに告ぐ
11
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つゆくさ
湧き水に一枚の葉が流されて我が時もまた 流れていきます
7
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一楽
外灯が 伸ばす影に 追われつつ坂をのぼれば 浮かびゆく月
2
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栞
靴擦れの痛み隠して闊歩する 女ひとりで生きてゆく道
10
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葉月きらら☆
ひと夏で終わった恋にくちびるの優しさだけを記憶に残す
21
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詠み人知らず
話す人いない淋しさ胸にさす濡れた舗道にゆれる月あかり
12
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詠み人知らず
幼子と犬がなかよく肩ならべ夕陽を見てる夕焼け小焼け
16
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舞
蝉の声見上ぐ木陰に木洩れ日のそよぐ青葉に陽の溢れくる
12
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つゆくさ
ペチュニアにまた咲いてねと語りかけしょんぼりとした花がらを摘む
9
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卯月
かぐや姫は月に帰っていくんだよ娘に語る今日は満月
13
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ほの香
ふたりして雨に濡れても雲の上満天の星いつも輝く
20
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みつむし
シャワー浴び眉と紅とを引き結びいざ我行かん夏の陣へと
5
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速魚
さわさわと葉を揺さぶりてわたしここにいると緑風吹きぬける
15
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紫苑
うつせみの魂をやどすかあをき露ふりこぼしつつ紫陽花の揺る
19
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紹益
いつの間に 早半年が 行き過ぎて 今年も残り 僅か半年
12
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小林道憲
雨だれのしたたる音に聞き入りぬ 命を刻む音のごときも
28
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エリー
日傘さし腰をかがめて足元の 小さき花にそっと手を触れ
3
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