詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
名も知らぬ小さき祠の銀杏木のこがね降り敷く神の坐す庭
17
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inosann
行ってあげようではなくて「行こうか?」に妻は自らゴミ捨てに行く
21
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夢士
やみ疲れふと見る月の太りゆく満月待ちて走りいづ 吾
16
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夢士
昇り来る大三角とオリオンの織りなす夜空二人の時間
16
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灰色猫
白銀の澄んだ世界の朝のよう眩いばかりの恋の始まり
17
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舞
恋という名も知らぬ頃憧れし紅さえひかぬ黒髪の君
18
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新座の迷い人
哀しやな 妻が植えたる ゼラユーム 枯れだし悲し 挿し木は元気
12
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inosann
生来の甘え上手が不機嫌な妻に猫なで声で許し請う
17
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コタロー
川の中稚魚が群れなし泳ぎゆく明日を夢見て流れに向かふ
15
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祈り花
嫁した子と取り止めも無く語り合ひ癒し藥と互みに思ふ
13
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日置鳩子
昨夕捨てられた子猫か自販機に人のくる度か細く鳴きいる
12
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へし切
しがらみに流れもあへぬ憂き身かなままならぬ世よままならぬ意よ
23
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夢士
懐かしの歌声聞こゆ耳の下眠れぬ夜るの深夜便かな
12
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新座の迷い人
思いでの 野火止め川に 来て見れば 僅かに二輪 山吹の花
19
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みつ鷹
違うのは夫と子供がいないだけ 話途切れて焼酎ロック
10
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月虹
踏み出した一歩に全てを託すから二人飛び立つナチュラルターン
27
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灰色猫
果てのない旅に疲れて想い出す温かかった君のポトフを
18
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灰色猫
果てのない旅に疲れて月を見る遠くできっと君も見ている
20
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コタロー
曙の空を羽ばたく鳥の群れ一羽一羽が遲れを取らず
10
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inosann
幾つかの変身パターン持っている本当の吾を誰も知らない
18
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