詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
歳の瀬に今年の世相 一漢字 「北」が選ばれいやーな予感
20
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詠み人知らず
縁の母 そこの心ぞあたたかき 物の怪つつむ吾子愛づるがに
14
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詠み人知らず
コトコトと煮る あぶらげと焼き豆腐 貧しき身には上等なる肴
14
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滝川昌之
東京で積もりはしない初雪よ舞っているだけ待っているだけ
18
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鱈井元衡
空はみな黒一色に染まりしを灯火ふるふ愚かなる君
3
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へし切
こごり立つ土をもたげた霜柱 踏まず能わず 年甲斐もなく
20
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己利善慮鬼
かたびかり冴えてこの夜は寒々と僅かばかりの白ゆらりゆく
5
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己利善慮鬼
踏み抜いた氷の色を問うようにあなたの髪の夢を見ている
6
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鍬乃呑
アイリッシュウィスキーを手に貰い物の林檎の皮をたどたどしく剥く
7
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夢士
山茶花の咲く散歩路ただ一人ジョンと歩きし昔を偲ぶ
13
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己利善慮鬼
恋になるそのささやかな優しさで十一月の星は輝く
7
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灰色猫
雪原の彼方へ渡る七色は君へとつづく恋の架け橋
15
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灰色猫
追憶に沈んでしまった君の名をサルベージする夜の航海
16
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灰色猫
好きだったものだけ連れて君だけの新たな世界を彩ればいい
14
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新座の迷い人
明日からは 師走となり 気せわしく 妻の介助に 明け暮れ我が身
10
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千映
叔父ちゃんが笑顔で白菜玄関に野菜高騰ならではの夢
12
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夢士
通勤の電車遅れし地下ホーム人人人の渦や怒れり
15
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葱りんと
会釈だけ していた方と 「冷えますね」 初めて言葉を 温い交流
16
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inosann
お迎えが来ても身支度はゆっくりと時間をかけてと息子は願う
27
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灰色猫
雪晴れの眩しき朝に鶺鴒の楚々たる歌を窓辺にて聴く
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