詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
口紅に潜めた恋の戦略に胸はドキドキでも知らぬふり
20
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灰色猫
舟として旅してゆけば優しさの聖地を巡る航海となり
18
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灰色猫
葉を散らすそのたび樹々の体温は冬に備えて温かくなり
20
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inosann
吾が小庭も自然の営みの中にあり最近目立つ猫の糞害
18
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新座の迷い人
あす検査 心配なれど 入院し 悪い結果が 出なきを祈る
11
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新座の迷い人
我蒔きし 草花生えて 花咲かず 何時に成ったら 咲きだすのかな
10
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元親兄貴
憂鬱な雨音さえも二人して肩寄せ聴けば美しき調べ
14
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千映
断乳を決めた日の夜雨戸閉めあなたも泣いた母も泣いたよ
15
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へし切
老いし母の元気な聲に安堵する「変わりないかと」受話器の先に
29
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灰色猫
赤い糸辿ってゆけば図書室の恋の一首と結ばれました
24
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灰色猫
卒業です無人の駅に舞う桜君がいたからひとりじゃなかった
19
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灰色猫
霜月の睡蓮鉢にて越冬の準備に入るめだか励ます
28
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inosann
馴れ初めを推し量っている日曜日夫婦が揃ういつものスーパー
20
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へし切
見上げればまだ満ち足りぬ今日の月それでも十分きれいに見える
24
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灰色猫
虎として生まれたからには美しく白き孤高を生きねばならぬ
16
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灰色猫
真夜中の赤信号にも従って自由を求める旅をつづける
19
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灰色猫
月の降る深夜零時のブランコは悲しみたちの置き場なんだね
20
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ななかまど
畑から白菜できたよと母の声あら空耳か今日は一回忌
11
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結花
薄桃に空を染めゐる太陽の光優しく今はたそがれ
7
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月虹
卵とじうどんで芯から温めてひき始めらしい風邪を追い出す
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