只野ハルのお気に入りの歌一覧
うすべに
青空にきいろい花はよく似合う 思いははるか遠いかの国
13
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へし切
君なくて何楽しまむうつせみの生きることさへ今はせつない
19
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桐生賄
おじさんの優しい笑顔忘れない 十三年もの時が経っても
7
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へし切
学校で納税は義務と習ったが議員は自由と大臣が言う
14
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へし切
そもそもに悪きは政治に無関心だから蔓延る下等な議員
14
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うすべに
降りやまぬ雨のしずくにひとりごと 追えばよかったあの人の傘
16
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滝川昌之
甘え方わからないから保護猫は家人が寝たら近づいてみる
17
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ななかまど
如月の着ぶくれ慣れしこの身体 四月の陽気に虚をつかれおり
14
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うすべに
いさり火の沖のかもめの深酒に つきあう人のおもいで話
15
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横井 信
傾いた大きな顔で残業の僕より早く帰る三日月
21
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平瀬たかのり
十六の胸で炸裂せし「檸檬」褪せぬ果汁よ残りし種よ
8
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栞
右にきみ 左に娘 足元に猫の体温 ほかほかの夜
9
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栞
十円の駄菓子ひとつで飛びはねる我が子は幸せ見つける天才
10
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栞
言の葉のプラスの力に魅せられたわたしは言いたい 武器にしないで
8
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栞
子どもらの十人十色の言の葉がみなゆるされる未来でありたい
9
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栞
顔のない誰かに非難されたって心に生まれた想い歌いたい
6
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滝川昌之
スタンドでブランケットを落とすほど熱き応援ラグビー女子と
16
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平瀬たかのり
悔の字は心の毎と成る我の三十一文字はバラッドと成れ
8
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横井 信
まん丸の月のあかりの凍りつく畑に残る雪の足あと
13
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秋日好
目の前で死ぬなと言った背の君と目を離さぬと誓った吾と
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