小林道憲のお気に入りの歌一覧
ながさき
上弦の 月はさやかに 微笑みて 横顔だけで 充分美人
20
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ふきのとう
四十歳を迎えし娘を祝福しショートケーキを夫と食べおり
13
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紹益
神無月 思いもかけず 台風が 神よ戻りて 鎮め守りて
16
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夢士
仲秋の野に咲き誇る月見草夜来の野分け秋草を刈る
14
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へし切
木犀の夜のしじまに香り立つ音なくこぼる秋を寂しむ
22
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河のほとり
萩花の色移すとはなけれども野を吹きわたる風ぞ身にしむ
7
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みやこうまし
木犀の花の命は短くて 散りては描く金箔の渦
16
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恣翁
三男の帰りし後も そのままの寝具を 昨日片付けてけり
13
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ふきのとう
沿線に今を盛りの秋桜は秋の日差しに日ごと色濃く
14
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光源氏
思ひやる心の月の影を見てひたすら清き跡をとどめむ
16
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光源氏
君待つとよすがの山をしのぶれば夢路にさそふ秋の風吹く
11
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光源氏
忘れじと涙の川の浮き枕憂き世の月に夢に夢見る
9
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紫苑
かたはらに猫ねむりゐる秋ひと日とほき滄海のことづてを読む
19
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へし切
萩が花秋の野風に戯れて散りゆく身をも盛りと咲かば
20
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つゆくさ
姿見ぬ 君の近況 尋ねたい どこいて何して どうしてるのか
7
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河のほとり
寝ねられぬ夜はつれづれときりぎりす雨ふる闇に絶えず聞くかな
13
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光源氏
さ迷ひてかひなき身をば思ふらむ雲居に隠る敷島の君
8
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速魚
バーチャルの想い人でもいたならば秋を上手にやり過ごすのに
14
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ながさき
なまくらの 精神鍛え 焼きを入れ 冷ました後に も一度熱す
18
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灰色猫
ねこじゃらし 遊ぶつもりが 遊ばれて 僕はひととき 野生にかえる
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