小林道憲のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
仕合せなシーンの隅に尽く 悪魔の耳が 写っているよ
11
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ふきのとう
つかの間の日差しのなかでシーツらに太陽の香はやわらにありて
10
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灰色猫
星空の 輝く光 寄せ集め あなたの未来 照らしてあげたい
28
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夢士
小春日の千鳥ヶ淵の散歩路数多の鳥の鳴き交わしをり
16
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紹益
日が落ちて 西の大空 茜色 次第次第に 身にしむ寒さ
15
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ながさき
「自他ともに 喜ぶことを 喜という」と 歓喜のなかの 大歓喜とは
13
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つゆくさ
不器用な私は君と競わない 逃げず隠れず精一杯に
9
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へし切
哀しみの涙一筋頬つたふただただ泣いて声出し泣いて
20
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みやこうまし
一人来て亡き人と見る紅葉かな 池面に浮かぶ過去の思い出
16
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ヨシヱ マチコ
海沿いの電車でひとりぱらぱらと川上弘美を読んでは泣いて
3
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詠み人知らず
淡き墨縁取る友のはがきとは情けくれたる御母堂の名の
7
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ふきのとう
もみじ葉は広げしままに雨に濡れ庭に落ちるも紅のあざやか
17
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みなま
ヴィンセント・ゴッホの描く糸杉のもの皆ゆらぐ日がな一日
13
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光源氏
秋ふかみ清けき月をながめしてふたたび逢へる夢を見るらむ
22
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紹益
立冬を 迎え冷たく 雨が降る ひときわ辛い 今日の仕事は
16
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夢士
霜月に入りて満月冬来る風の流れの冷たさを知る
12
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都詩
六年で白髪の増えしオバマ氏も今日はいっそう老けて見えたり
17
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片井俊二
パラパラとページをおくる片隅に奇数奏でる図書室の秋
9
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月虹
見上げれば緑の丘の向こうには澄んだ秋空飛び出せ現実
27
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詠み人知らず
ニット帽?不恰好にも程がある 髪がぺちゃんこ何かあったの?
8
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