小林道憲のお気に入りの歌一覧
悠々
初明り照らす極楽また地獄今年も観るか此の世の万華
25
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灰色猫
氏神へ 破魔矢と御札 返納し 病の父への お守り求める
25
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恣翁
斑雪を踏む音の乾き 稀薄なる夜の空気を切り裂き響く
24
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紹益
若者が 東京行くの 止めるのは 無理だと思う 箱根駅伝
18
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ながさき
心根を 宇宙に置いて 眺むれば 人間界は なんと小さき
24
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夢士
時は早や還暦を越え七転び八起きしていま初春を祝ふ
14
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光源氏
さだめなき此の世の夢を見はつれば花のたもとの父母に逢ひたる
16
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紹益
クリスマス イブだと他人は 騒げども 我は一人で 冷や酒あおる
17
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月虹
星を見る会をしようと提案す二人の恋は夢を食むバク
33
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灰色猫
ひとしずく 涸れたプールに涙する 君とはしゃいだ海にしたくて
22
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詠み人知らず
お向かいのビルの反射の眩しさも きっと仏の こころに通ず
14
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みやこうまし
時雨るなか 枯葉と草と黒い土 仄かに匂う 雪待つ気配
18
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へし切
冬空に消へゆくような三日月をひとり眺むるイブの夜かな
24
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秋日好
ロマンスは何にもないけどふたりして肩寄せ合っての休暇になります
12
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ふきのとう
わが歌が優秀賞に選ばれし冊子を抱きて母に語らん
25
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秋日好
笑顔にて演奏の礼言われては自分じゃないと逃げ出しそうで
13
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都詩
憧れし中学時代の先輩と今はメールで短歌交わせり
10
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恣翁
長々と 異形な木々の影落とす雪に 獣の跡残りけり
18
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ながさき
地位も無く 称賛無くも 黙々と 勤労励む 吾等に乾杯
19
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へし切
ひとりでは渡る術なき浮世川共に漕ぎゆく小舟のあれば
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