inosannのお気に入りの歌一覧
五穀米
寛大にと頭を下げし父は変相手の医者は何を計らう
1
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もなca
繁る葉の陰に小さな青い実をいだく檸檬に五月雨は降る
26
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ふきのとう
幼子はみどりの髪をなびかせて青田のなかを爽やかにはしる
21
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みなま
イギリスの桃色の薔薇 自らの重み耐え兼ね 崩れ散り敷く
11
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詠み人知らず
人間がとろけることを知ったのは 傍であなたが笑ったときよ
17
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あき
ほら、あそこ 不幸の奴が着飾って女の肩に手を置いている
10
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紫草
染め色を決めかねており紫陽花の行き方探す娘にも似し
24
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蓬ヶ杣
丘の上、月が見えないその夜は アイビーと星が支配する夜
4
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只野ハル
曇天の高湿度の午後涼しげにアオスジアゲハ眼前を過ぎ
7
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みやこうまし
頬染めてなよなよとせる酔芙蓉媚びを売るやら軟き男に
6
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たんぽぽすずめ。
首都圏も今日梅雨入りで忘れ物注意報など心に刻む
4
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たんぽぽすずめ。
あなたとの夜を思うと深呼吸してる感じの朝のカーテン
9
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コロ助
この頃は心鬱鬱雨模様四角い箱は私を癒し
7
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文麿
つゆ來たり木々の緑の深まりてこころしづかにひげ根をのばす
6
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由良
雨降りは自分のせいだと落ち込んでる君の気弱さに会いたくなった
4
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由良
二十階建てのマンション悠々と蝶が渡った 人は飛べない
8
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文麿
ながあめの孤獨したしく囁けばおもひのたへて去りゆく五月
9
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聴雨
あぢさゐの花のよひらは雨うけて悲喜交々の色を映すや
7
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ビビ
人魚姫 こないだ酸素買い占めて 王子と式を挙げてた 沖で
6
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只野ハル
梅雨入りしたものとみられるみたくはっきり言わないのがいいのかも
3
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