桜田 武のお気に入りの歌一覧
灰色猫
逆らひて旅しくれども星々と語りあふらば孤独ならずや
11
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Chico
ひるがへり宙返りしつしなぷすを渡ることなく滅ぶ鳥の名
9
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ななかまど
堂塔の千年の息しずかなり奈良の都の秋の夕ぐれ
23
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ななかまど
イカ人参漬け始めたる妻のため寒き風たえ鯛焼き買わんと
9
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滝川昌之
海面は気圧で上下に微動する「西高東低」浮く相模灘
17
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滝川昌之
警笛は通過電車の年の瀬の人身事故の多きを嘆く
13
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横井 信
年の瀬のすずめの歌を聞きながら鈍行列車に揺られて行こう
13
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横井 信
吹き荒れる風にざわめく枯れ草の中で震えるみどりの葉っぱ
7
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灰色猫
海よりのえびす持てなす漁師ども竜宮からの幸を崇むる
7
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灰色猫
病む心つれなき世をば渡られず銀の髪をば逆立てて生く
12
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灰色猫
和を持って和を成せぬなら心とはなんてか弱きゆらめきだろう
8
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桃山
わに集う歌人たちの影をまず踏むばかりには寄りたしと思う
16
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雨夜
いとけなき雪の輪たどりみつむれば小宇宙いでや參らむ
6
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ななかまど
棚にある書店の本ら口々にわれもやっぱり返本の箱
7
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滝川昌之
金八に殴られてきた俺たちは痛みに知った正義を誇る
13
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ながさき
希望とは 未来を信じて挑戦し続ける勇気 今日から明日へ
10
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ながさき
人類が等しく備う仏性を「妙法蓮華 経」と名(なづ)くる
5
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ながさき
当世の 習ひそこなゐ 学者らの 夢にも知らざる 法門なるか
7
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音弥
一心に向かうデスクに我が尻は根を下ろせしや立つにたたれず
9
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音弥
スーツ着る朝の感覚なつかしさこの新鮮さは妙に楽しく
11
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