まぽりんのお気に入りの歌一覧
秋日好
キッチンのスポットライトと思いきや窓にまん丸白月映る
14
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秋日好
雛鳥は羽震わせて母親が口移しするその瞬間まで
12
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舞
ささやかな日々いとなみの溢れくる家々の灯の夜の美しく
5
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舞
傀儡子らの競いて舞えるひとの世のだれが操る傀儡子の吾れを
6
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舞
逝く者を留めるすべのあらばこそ聞き語るべき思い出ととも
9
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舞
青空が不思議なくらい澄んでたと十の少女の瞳の記憶
7
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吉野 鮎
ややを早めて陽くれゆく球兒の影銀傘の影伸びて甲子園
17
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吉野 鮎
野分過ぎ十六夜の月蟲の聲逝きし人らに獨り送り火
14
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吉野 鮎
着流しの姿懷かし健さんよ 男の子ゆかたの襟つかせ過ぎ
12
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KEN
白骨は あなめ あなめと 泣きにけむ 風に萱の穗 山陰の野邊
15
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KEN
かうべ無き ほとけの胸に あきあかね 瓔珞の如 うかれめの塚
13
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KEN
ただ 時は 流るのみらむ 濃く淡く 月の燈りに 稻穗の香り
12
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KEN
濃藍に 染まり鳴くかな 秋の蟲 いざよひ濡らす つゆくさの中
11
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KEN
わだつみの 魂の叫びの如響く はちがつじいふご 南風唸る朝
12
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へし切
君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
17
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へし切
お名前は?何歳ですか? 爺に問ふ 久方ぶりの稚き顔
13
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へし切
僕たちは二度としませぬ戦争は散華にならふ哀しき平和
18
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詠み人知らず
夕風に吹かれてひとりベランダに今日のこと終え明日を見つめる
13
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詠み人知らず
盆帰省に皆の息災安堵せり母嬉しげに西瓜切り始む
13
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詠み人知らず
かなかなや夕暮れどきにしきり鳴くお盆も過ぎて分けなく哀し
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