まぽりんのお気に入りの歌一覧
水海はるこ
寂しさを埋める見つめる抱きしめるるるるるるって一緒に踊る
5
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松本直哉
透明度うせつつ赤みおびてゆくえびのすがたをぢつとみてゐた
6
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舞
流れ星いつも願いは二回までかなわぬままに宇宙へと消え
5
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吉野 鮎
ひと時を雨降り過ぎて涼風に風鈴の響き秋立つ氣配
13
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び わ
じっくりと相手の動き読み取って次にわが手を瞬時にくだす
5
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夕夏
あつすぎてむしやはちたちにわさきによりつきもせずやまにこもるや
5
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横井 信
暑い朝 鎮守の森の木陰へと少し涼しい風は流れる
11
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KEN
くさむらに ころころ迷ふ 鈴の如 夏の祭りの 後の蟲の音
9
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うすべに
高瀬川 濡れ縁彩るブロンドの ゆかたの襟に降る蝉時雨
10
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松本直哉
水うてば土のにほひのたちのぼる庭にたたずむなつのたそがれ
10
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コタロー
向日葵が一莖高く咲ゐてゐる空のキャンバス青々として
10
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滝川昌之
茶の間へと団扇で友が招き入れビール飲むかと指す冷蔵庫
15
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コタロー
街角を行きつ戻りつ蜻蛉飛ぶ人間たちを觀察してる
7
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詠み人知らず
水やりの花壇の花もしおれ気味フェンスに絡む朝顔の蔓
11
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詠み人知らず
澄わたる夜空は秋へ誘ひをり 故郷の空銀河くつきり
9
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コタロー
青空を入道雲のもくもくと陽光浴びて大きく育つ
10
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コタロー
陽光に蔦はぐんぐん蔓伸ばしコンクリートのターザンロープ
8
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芳立
薄衣の隔つるふたり狂はせてまだ灼きやまぬ日ざかりのころ
5
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蔓葵
玉の緒のおのが身を知る蝉時雨そのうすぎぬも袖やつゆけき
11
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ぽぴちゃん
見つめあうガラスの向こう幼子は数時間前産まれたばかり
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