まあさのお気に入りの歌一覧
灰色猫
どう生きて死んでゆくのか悠久はただ美しくあるようにある
28
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灰色猫
明日にでも人は滅びてしまえばいい地球がやっと地球になれる日
18
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春野はな
ふとテレビ見れば横顔あの人に似ていて切なく優しい目元
8
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月虹
野分け過ぎ風が言葉を呑んでゆくいついかなるも君を放さじ
64
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横井 信
本を読み 知識を得ては みたけれど 行き先見えず ただ立ち尽くし
18
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横井 信
この風は どこに向かって 吹いている どんな時でも 笑顔でいたい
10
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吉野 鮎
初物に命三年延ぶ介護光る思ひもかすかづつ擦れ
17
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吉野 鮎
ベランダに種の出處知れぬまま西瓜膨らみ艷めきてゆく
19
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秋日好
がん抱う友の車のラジオから助手席に沁むレットイットビー
20
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ながさき
舎利弗よ 諸仏の智慧は 量り得ず その智慧の門 理解し難し
20
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あゆか
敬老の日はばあちゃんの好物でいっぱいにする卒寿だもんね
14
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へし切
なに此処に咲くとや墓碑の彼岸花 浮き世を憂きと恨み侘びつつ
27
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石川順一
長袖に長ズボン履き庭に出るそれでも僅かな境目刺され
21
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灰色猫
下校時のカレーの香りは危険です直ちにその場を離れてください
18
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灰色猫
ひしめいた曼珠沙華のなか一輪の群れない朱に生まれ落ちたい
21
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inosann
朝夕の過ごしやすさに推しはかる秋のふかまり冬のおとずれ
22
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詠み人知らず
ギブアンド ギブギブギブギブ ギブアンド ギブアンドテイクでいこうじゃないの
15
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恣翁
教室の硝子戸鳴らし 栗の葉も揺らして 風の青白きかな
19
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千映
鍋焼きのうどん食べれば早々に秋が深まる腹の中から
12
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月虹
ひと駅とまたひと駅と過ぎ行けば秋は深まる山辺の車窓
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