まあさのお気に入りの歌一覧
灰色猫
巡りくる命を奪い「ごめんね」と幾星霜の恵みを生きる
23
もっと見る
恣翁
白けたる月の 薄らに残れるも 朝の厨に 灯の点り初む
23
もっと見る
inosann
妻子つれ追い出されるよう別居して三十有余の月日はながれ
27
もっと見る
千映
畦道が見えぬほど咲く曼珠沙華真っ赤な帯を広げたみたい
11
もっと見る
吉野 鮎
龜裂入る皮に覗きし石榴の實列なす粒のルビーの輝き
21
もっと見る
KEN
焦がれ来て追分迷えば曼珠沙華奧の火の穗を映し朱の色
15
もっと見る
石川順一
芋虫は悠然と居る茎に居る新芽を食べる大胆な奴
19
もっと見る
半格斎
亡き母の手を取り歩むことなくも面差し似たりおうなの手を引く
17
もっと見る
KEN
夜叉と化し雨風鞭打つ闇の中耐えてコスモス東雲を待ち
16
もっと見る
KEN
竜胆の澄んだ蒼さは遠き夢孤影呟き秋草を行く
14
もっと見る
洩矢転石
十四のぼくが解っていたことが四十になって解らなくなる
19
もっと見る
び わ
送られるヨガインストの認定書人生の道一つ増えたか
8
もっと見る
みやこうまし
それなりに幾つになつても通したい 男の美学追及の旅
15
もっと見る
みやこうまし
生きるのも死ぬのも天のまにまにと思いて暮らす徒然の日々
18
もっと見る
ラベンダー
台風の 被害分からず 子供らの 興味学校 休みかどうか
25
もっと見る
石川順一
卵だが子持ちシシャモと言う事に可笑しみおぼゆ朝餉昼餉に
16
もっと見る
荒野のペンギン
「ススキがねダンスしてるよお母さん」そんな息子も今では三十路
11
もっと見る
紫草
ひらひらと聞き流す耳とがめる耳使い仕分けてふたひら疲る
17
もっと見る
詠み人知らず
敵味方色分けしては許せずに生き辛くする眠れぬ理由
8
もっと見る
みろく
赤白黄 オシロイバナのパラシュート 路地に描かれた線路彩る
16
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[576]