デラモルテのお気に入りの歌一覧
まあさ
春の陽に 白木蓮は 満面の 笑みをたたえて 出会いへ向かう
20
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ひの
恋という不幸をずっと疑わず信じたとおりに不幸が叶う
9
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矢車菊
白い息を雪の時間に閉じ込めて思い出ひらり結晶となれ
25
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只野ハル
悲しいと呟くのって悲しいね時も癒せぬ深い悲しみ
26
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只野ハル
暗くなるより寒くなるのが早い夕暮れ背凭れの上着を着る
17
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沙久
春色のワイシャツを身に纏ったら旅立ちの歌が聴こえてくるよ
17
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真如
君あゆむ 雪の湿原 その下ゆ 雪解の水の 滔々とゆく
13
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野々花
知らぬ間に心に宿る淋しさによく似た今朝の白過ぎる月
25
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聴雨
ひつそりと命のほむら消え果てて花と綻ぶひとの愛しみ
18
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絮谷新
さしぐみに春の遠雷響むれば何を告げなむ胸の疼ぎ
23
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秋日好
びっしりとついた椿の蕾先恥じらい色のそのままであれ
30
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へし切
老いぬれば一日のながく一年のみじかく覚ゆ為すこともなく
29
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へし切
面影の忘らる時しなき宵はかよふ夢路にあはざらめやは
28
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みやこうまし
微笑めば安心すると思うのか病床の妻は笑顔作らう
19
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秋日好
白薔薇に幾重も巻きつく昼顔に女の執念覗く気もする
21
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たけくらべ
夏色の海を恋ひせし浜風にしづ心なく揺るるヒルガオ
19
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林林
紫陽花が淡くやさしくひらくから空は涙を隠さないのね
38
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恣翁
一粒の真珠のごとく 水敷ける湖心に映えて 月の点れり
23
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野々花
流れ星流れる夜は手を胸に幸せそっと祈っています
18
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矢車菊
魚の群れ光の模様となりながらいのちは強く疾く翻る
20
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