デラモルテのお気に入りの歌一覧
うすべに
思い出は 後ろ姿のせつなさに はらり花散りかすむ夕暮れ
18
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滝川昌之
傘立ての受け皿に浮く花筏 新入生の傘に付き添い
25
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可不可
梅の花すぎにし頃に此の御代は今ひとたびぞ咲きて過ぎゆく
14
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へし切
見上げれば冬の夜空に眉月の影冴え冴えと秋にまされり
22
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へし切
ぼんやりと雨の川面を眺めれば小花のような五月雨の跡
36
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灰色猫
憧れがあまりに遠くある夜はやさしい嘘で眠りに落ちる
31
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みやこうまし
モンシロチョウつかず離れず絡み合い愛を交わすや菜の花の上
24
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矢車菊
つながった心と心のその端をそっと結んでおきたい春です
18
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只野ハル
訳もなく気分いい日はその訳を考えないでそれを楽しむ
26
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滝川昌之
すれ違う 犬の鼻先 花が付き なかなかとれず クルクルまわる
22
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秋日好
「ふらりとね顔出しに来た」そのときに「まだいたんだね」と笑って欲しい
22
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千映
浮遊する愛の粒子が細かくて吾のこころの隅まで届く
15
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矢車菊
いまだ来ぬ誰かを待つていたやうに遅い桜がひらき始める
22
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詠み人知らず
初夏の風 艶黒髪の香りゆらり 白ブラウスの胸元透かせつ
17
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まあさ
春という 季節は優しい 顔をして 時に妖しい 果実を投げる
22
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コーヤ
花満ちて 枝垂れ桜は たおやかで 揺れる姿を 水面に映し
22
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まあさ
春雨がシャイな鈴蘭水仙の 秘密の音色をこっそりさらう
20
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まあさ
前ばかり 見ずに時には 立ち止まり 後方確認 ゆっくり生きる
31
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灰色猫
放課後の踊り場にある鏡から手招きをする真白き少女
24
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九條千鶴
ひらひらと落ちる桜の花びらにダンスしようと誘う春風
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