デラモルテのお気に入りの歌一覧
ななかまど
春風に乗りて平成旅立ちぬ三十一文字と同じ数にて
9
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灰色猫
黄泉までの旅の始まりしめやかに水辺を流る花の筏や
23
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まりこ
花手折る君はその名を知らぬまま青く澄みゆく光の中を
15
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まぽりん
恋ふる身は浮かれこがれの花筏たゆたふ波に行く方しられず
31
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あんて
届きたい なんてうそだよ 指先も 触れたくないよ きれいな夢に
4
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KEN
ただ靜か こころひとつも 殘さずに おぼろ月夜に 止めどなく散る
20
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青き銀椀
華やぎぬ花は咲きつぎ一日を過ごししあとの真夜の満月
14
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横井 信
雲間から静かに浮かぶ満月の見下ろしている葉桜の道
20
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横井 信
真昼間に響く歌声 散り残るさくらの花にすがたを隠す
14
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夢士
葉桜となりて愛でらる老木よまた来る春を忘すること無し
18
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コタロー
枝垂れたる櫻の花が吾の顏へ薄紅色の香りを運ぶ
12
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只野ハル
凍り付いていた空の悲しみが溶けて流れるような雨が降る
33
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只野ハル
苔の生す崩れた墓石名も消えて誰の涙か朝露光る
33
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横井 信
降り出した雨の香りに包まれて春の花咲くあぜ道を行く
20
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青き銀椀
夕空に見る月光は淡雪を集めて白く満ちゆくなれり
14
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リクシアナ
古都の梅また一年と散りにけり病の床にも春来たりなむ
24
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うすべに
老いてなお闇に燃えたついろ艶に 夜風に揺らすうすべにの髪
16
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コタロー
鞦韆の高さを競ふ少女たち夢の翼は天へと屆く
10
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灰色猫
菜の花が君の吐息で揺れている春風よりも甘い香りで
22
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うすべに
望月のひかりに花は燃えあがる 白い炎のゆれる静けさ
14
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