桜園のお気に入りの歌一覧
もなca
ごみ置き場にまだあたらしき古語辞典 乞われるように持ちかえり来ぬ
25
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まぽりん
月影もしばしやすらふ鉄輪の湯けぶり白く立ちのぼる宵
32
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へし切
あじさいの雨に艶めく花の色名残りをひとの胸にとどめて
34
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恵
囁きの様に空から堕ちてくる貴方の教えてくれた雨音
30
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桜ねこ
詠める日と詠めない時の差が激し心を映す言の葉なれば
19
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もなca
思うようにうたを詠めない日もあってぼんやり雨の降る音をきく
23
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光源氏
夕月夜暁闇の荒磯の袖振る妹を飽かずながむる
14
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光源氏
わが恋は暗き川へと漕ぎいでて淀のわたりも涙に見えず
17
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桜ねこ
六月の望月雲の紗をまとい色香ただよう妖しさに酔う
18
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すばる
あの人が今手にしてるコーヒーのカップになりたい猫舌だけど
21
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すばる
血の繋がりあるが心は繋がらず乗り越えられない悲しい記憶
25
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すばる
一時間かけたメイクもすっぴんが好きと言われて複雑気分
27
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まぽりん
餅つきて手向けたりけり一つ家につどふ親族の幸いはふため
31
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林林
お母さん今年も枇杷がとれました枝ごとが好きよねと仏前
19
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桜ねこ
うす紅の風なかに猫たわむれる桜の園に舞う花びらと
15
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桜ねこ
野の花を好んで飾る母のもとちいさき花瓶を選りて買いゆく
34
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松本直哉
白きのどみせつつ麦茶のみほしてみなづきをとめいのちみなぎる
12
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もなca
シワひとつなく整然とひるがえる母の洗濯物は凛々しい
27
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桜ねこ
香りして「私はここよ」バラの在り誇る自信も美しさのうち
16
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桜ねこ
催花雨の千鳥ヶ淵に光さし見上げ歩けば花びらの天
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