桜園のお気に入りの歌一覧
紫草
「おかあさん」と呼ばれて窓を開けたれば同じ顔して手を振る娘孫
19
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紫草
居りどころなき者同士が背を向けて小さな店のイートインコーナー
20
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まあさ
お着替えを抱えて夫に会いにゆく 短い言葉交わして帰る
18
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まあさ
紙一枚と言えぬ重みの承諾書 署名する手の震え止まらず
28
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へし切
春を待ち「ん」のつくもの頂いて 冬至 仲冬 冬のはじまり
32
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へし切
厭はねば時は待たずに過ぎゆけど老い就く吾が身あり余るかな
29
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ラベンダー
度々と 乖離が酷し 自身との 言費やせば 費やす程に
20
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ラベンダー
木々の中 がさがさこつん 聞こえてき 地面を見れば どんぐり絨毯
25
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inosann
ストレスと怒りと不安を解毒する「ありがとう」とう言葉の威力
20
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Chico
かえるばの花のもとにて春死なむ(できればキスを)生き返るケロ!
22
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林林
筆洗う水と墨とが渦巻きて冬の山河を描き流るる
24
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林林
手を繋ぎ月を見上げてお茶飲まん二人の愛に澄んだ煌めき
21
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石川順一
冬至の日南瓜を残し混ぜご飯ブロッコリーも残して居るかな
18
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石川順一
不意に吹く風が葉裏を露わにし全ての濃さを薄くして行く
80
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舞
故郷の桜を語る訥々と石割桜を冬の時節に
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野々花
新聞に添えられし桃匂いたち私の朝がゆるり目覚める
30
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
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野々花
クリスマスソング流れる街を過ぎひとり静かにイマジンを聴く
20
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詠み人知らず
渋柿を二つ吊るした裸形の木 せめて烏に つつかれたいか
23
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千映
ちりめんの皺に刻まれ母の過去悲しい思い出多い気がする
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