紫草のお気に入りの歌一覧
くりくりまろん
早朝に起きて一時勉強す 念は雑無く 清冽の気
3
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たつかわ梨凰
めりめりと音を立てつつ朝焼けは頭の奥を裂けて生まるる
4
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住川幸
服を着せ、ポーズを取らせて詩に書いて、そして殺した空想の友
7
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光源氏
信ずれば彌陀の光はとどくらむ衆生濟度の時の念佛
8
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山桃
うたよまぬ夕べもありて楽しかるただ一心に栗の皮むく
13
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光源氏
松島や影は沈みて千鳥鳴く烟にかすむ秋の夜の月
9
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しまじま
亡き母の 面影求め 君知るや 逢い見た時に たじろぐ事を
1
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くりくりまろん
この世なる雑事も欝も忘れ果て 小さき箱に長閑に眠れ
4
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舞
陰に咲く花またありて曼珠沙華色紅を秘して佇たずむ
9
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大獏
迷い路 戻れば済むと知りながら前へと歩む誘惑に駆る
7
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悠々
汚染さる米を野菜を肉魚をいのちの糧をいかにせましな
14
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たんぽぽすずめ。
沸き上がる今を詠まねば両の目も心も秋が包んでしまふ
24
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舞
膝をつき汗浮かべつつ床磨く作業着ありてビルの片隅
6
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恣翁
夜の静寂 破る口笛 風に乗り 空しく屋根を 越えて消えゆく
23
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せいか
ふと風に金木犀の香りして会えなくなって一年と知る
30
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せいか
うす煙り鳥さえ啼かぬこの土地を葬りせしは吾らの功罪
2
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みやこうまし
梨の木の萩の参道花まみれ紫式部の香華聞きたり
9
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たんぽぽすずめ。
中空の河を彩り去る兵を見送る如き曼珠沙華かな
16
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月澄
寒蝉の薄透る羽根ふるはせて筑紫戀しとあきを告ぐなり
18
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七色コイン
花農家作る花より美しい野に咲く花にきみを重ねる
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