紫草のお気に入りの歌一覧
まるたまる
足音をたてて急いで秋がいく置いてけぼりの爪先冷える
19
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くりくりまろん
唐揚げを大口開けて君は喰う 貪りたるか仕事も恋も
5
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くりくりまろん
長閑なる秋の夜長に寝入りしも恐ろしき夢 吾を叩きぬ
2
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光源氏
有明の月よりほかに友はなし今日もさびしき山の杣人
19
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浅草大将
人住まぬ荒屋の庭にななかまど燃えて霧のみけぶる夕暮れ
26
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しまじま
黄泉人と 分からぬように 若作り 死せば治ると 啖呵を切りて
3
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みやこうまし
背を伸ばし前に屈みて万寿沙華話し始めぬ黄泉の話を
11
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由良
夜も更けて神無月には神様がお留守で悪さの一つも出来そう
13
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ほたる
珈琲の新しき袋開く時われを捕らえる香りのごと秋
22
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たんぽぽすずめ。
想い出をぽろりぽろりと話せれば君の隣に友は居るはず
11
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くりくりまろん
零時過ぎ冷たき布団己が身で 温めし秋の独り寝侘し
4
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ほたる
湯むきしたトマトの肌のなめらかと満ちるジュースをスープに溶かす
8
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光源氏
夜もすがら窓のともしびふみよめば闇にまぎるる草のそそめき
10
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光源氏
憂きし世をさびしく過ぐす夜半の月闇の中でも花は咲かまし
12
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まるえふ
ここに来て優しい顔になった父緩やかな時流るホスピス
20
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光源氏
山の端にいさよふ月を出でむかと思ひやすらふ白菊の花
16
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詠み人知らず
中指が明日にしようと言ったから小指から順にうなづいていく
2
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詠み人知らず
知ってるもなにもわたしの妻ですと言われたときの世間の狭さ
3
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くりくりまろん
キリリとし意志が強げな真紅ちゃん 時に頬染め照れてかわゆす
1
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くりくりまろん
君の背を追いて歩める林道に 濃き色のシュシュ秋は深まる
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