西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつ帰宅してもいいよう君の部屋ずっと時計を止めておくから
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灰色猫
どう生きて死んでゆくのか悠久はただ美しくあるようにある
28
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ふじこ
背中撫で君に歌った子守唄今では君が一人で歌う
35
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ふじこ
いつの日も君と目があい笑いあう何気ない日の小さな幸せ
21
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ふじこ
「ありがとう」伝えられたるその言葉時の流れに褪せることなく
15
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詠み人知らず
校庭の小さくなった鉄棒に 小さいままの 僕が座った
24
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澄舟
歌詠むは時にとどめを刺すに似て研ぎに研ぎての言の葉放つ
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澄舟
水仙のような香りを背に引きて制服の女子バスを降りゆく
16
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灰色猫
両の手で包んだ雛を温めるあなたの肩へ飛び立つ日まで
19
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空飛びネコ
この世をば浅き夢路と思うなら着の身着のまま我が風のまま
9
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野々花
やわらかな楓の若葉揺らす風ゆっくりゆっくり雨を連れ来る
18
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松本直哉
まひるまのものみなねむるしづもりの暗き厨に潮吹くあさり
7
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野々花
紫陽花が色付く前に伝えたい変わる事なきあなたへの愛
15
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麻
ゆき風に耐えて気高き花の色散るとや知らぬその心かな
16
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月虹
息ひそめ廻り続ける観覧車巡り会う日を夢見るように
27
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美津村
凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし
10
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乙女田虎子
現実はきれいごとでは生き抜けぬ君よ野蛮な少年となれ
4
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ぁゃ
真っ白な飛行機 空を翔けてゆく 僕もここから飛んで行きたい
4
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芦澤ノリコ
だめな日はなにをやってもダメだけどやらない自分は駄目じゃないから
4
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芦澤ノリコ
非凡さに憧れ続ける昼下がりいつも通りの裏道をゆく
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